2022.06.23
こどもみらい住宅支援事業(家を建てるともらえる補助金)
岐阜の建築設計事務所ツジデザインの辻です。
こどもみらい住宅支援事業 についての解説!
家を建てるとお金がもらえるってどういうこと??
国は2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロにしたいという目標を作っています。
カーボンニュートラルってやつです。
なので国は、せめてこれから建てる住宅は省エネ性能が高い家を作ってもらいたい、でも省エネ住宅はどうしても高価になってしまいます。
そこで、省エネ住宅を建てるなら少し補助しますよという制度を新しく作りました。
それが…
こどもみらい住宅支援事業
この記事では、 こどもみらい住宅支援事業 について注文住宅を中心に簡素に解説します。
実際にはかなり複雑に制度設計されていますので、詳細は設計ご依頼時にお問い合わせください。
Q1.いくらもらえるんですか??
最大100万円。
下記のように3段階に分かれています。
- ZEH(ゼロエネルギー住宅)など 100万円/戸
- 高い省エネ性能住宅(長期優良住宅など) 80万円/戸
- 一定の省エネ性能住宅(省エネ等級4など) 60万円/戸
床面積は50平米以上必要です。
Q2.子供いないけど私たちももらえるの??
対象は「子育て世帯」又は「若者世帯」となっています。
具体的には、18歳未満の子供を育てている世帯、夫婦のどちらかが39歳以下の世帯です。
子供がいれば夫婦どちらも40歳でも大丈夫ですし、39歳以下であれば子供がいなくても申請できます。
※契約時や着工時ではなく、申請時点での年齢なので、ご注意ください。
Q3.もらえる期間はいつまでなの??
- 工事の請負契約を2021年11月26日から
2022年10月31日まで2023年3月31日までに締結したもの。延長されました。 - 。さらに、
2022年10月31日2023年3月31日までに交付申請したもの。延長されました。 2023年5月31日2023年10月31日までに完了報告されたもの。延長されました。
Q4.実家をリフォームする予定ですが、補助金もらえませんよね?
一定の省エネ対策工事をするリフォームも対象です。
窓や外壁、屋根などの断熱工事を対象に、最大30万円/戸の補助が受けられます。
上記の断熱工事は必須ですが、併せて家事軽減の機器(食洗機やレンジフード、キッチンのリフォーム)も対象となります。
詳しくはお問い合わせください。
こどもみらい住宅支援事業 についての内容を簡単にまとめてみました。
住宅を建てる際の、要求するスペックや予算に合わせてどのあたりを狙っていくのか選択していくのがよいでしょう。
予算に余裕のある場合はZEHを狙うのもありですが、現状太陽光パネルだけでも補助金額を大きく超えてしまうため経済的メリットは薄いかもしれません。
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