2018.10.06
住宅を建てるともらえるお金のはなし〜 岐阜県での住宅補助金 〜
岐阜県での住宅補助金 を解説。
岐阜県個人住宅建設資金利子補給制度というのがあります。
おおざっぱに言えば、岐阜県に家を建てると岐阜県からお金がもらえます。
ただし。この制度は自分で申し込みをしないともらえません。
そもそもこの制度がどれくらい知られているかも怪しいところ(銀行担当者もよく知らないことも‥しっかりして)
とはいえ、補助金をもらうにはそれなりの条件が必要です。
今回は岐阜県の補助金に絞って解説したいと思います。
■お金をもらえる人
まず、岐阜県が指定する銀行で住宅ローンを利用して、岐阜県内に自分が住む新築住宅を建てること。
現金一括で購入したり、賃貸に使うために建てる住宅では対象外ということです。
あと、都道府県税の滞納がないこと。
■お金をもらえる住宅
18歳未満の子供がふたり以上同居する住宅(こそだてゆうゆう住宅)
もしくは、60歳以上の高齢者が同居する住宅(高齢者同居等住宅)
ただし、高齢者同居の場合は抽選となります。
■お金をもらえる住宅の性能
性能評価住宅、もしくはフラット35の技術基準に適合した住宅。
高齢者同居等住宅の場合はフラット35Sバリアフリータイプに限ります。
フラット35のほうが簡単です。「技術的基準に適合した住宅」であることが条件ですので、フラット35を利用しなくても大丈夫。
フラット35についての解説も併せてフラット35についての解説はこちらをどうぞ
■いくらもらえるの
当初5年間、1.0%の利子に相当する額が補助されます。
5年間、金利が-1%になるのと同義ですね。
■申込みの方法は?
金融機関が窓口になりますので、住宅ローンを申し込んだ銀行担当者にご相談ください。
たかが1%されど1%。
補助金の原資はもともと自分たちが支払った税金です。労働によって稼いだリソースを社会に再分配する、社会保障制度そのものです。
せっかく県が用意してくれている社会保障制度、きちんと理解して利用していけると良いですね!
詳細な条件は、担当銀行や県に聞いてみてくださいね。
岐阜県内での各種補助金を使っての住宅建築も ツジデザイン一級建築士事務所 におまかせください。