2023.07.05
近年の住宅ローンの動向

岐阜の建築設計事務所ツジデザインの辻です。
三井住友トラスト・資産のミライ研究所によると、住宅ローン利用者の約2割がペアローンを利用していることです。
特に20代のペアローン借入額は単独ローンと比較して1.5倍に達していて、若い世代の住まい購入においてペアローンの需要が高まっているようです。
共働き世帯の増加や夫婦で住宅費用を負担する意識と環境の改善が、この傾向を後押ししていると考えられます。
ペアローンの利点としては、借入額が大きくなり物件の選択肢が広がることや、住宅ローン控除が個々のローン残高に適用されることがあります。
特にここ1,2年の住宅価格の高騰で、借入額を増やせるのは大きな利点となります。
しかし、将来のライフイベントや収入の変動に注意が必要であり、返済計画を適切に立てることが重要です。
将来を見据えると、インフレと金利上昇が現れる時代になる可能性もあります。
このような状況では、繰り上げ返済など金利上昇への対応策を再評価することが重要です。
従来のように、「なんとなくこれくらい」で住宅ローンの額を決めるのではなく、ライフステージに合わせ、かつ無理のない返済計画を立てるのが重要な時代になっています。
こうしたお金にまつわる不安も、ぜひご相談ください。
岐阜の建築設計事務所、株式会社ツジデザインは住宅を中心に、建築の設計監理を行っています。
新築、リノベーション、テナントに限らずお気軽にご相談ください。
愛知、岐阜、三重を中心に、全国どちらでも対応可能です。
フラット35S、長期優良住宅、ZEHなども。