株式会社ツジデザイン

辻のおはなしTsuji’s Blog

辻のおはなしでは、ツジデザインのプロジェクトの進捗や僕達の価値観にまつわるさまざまなコト、
モノについてとりとめなく書いていく小文です。
また、一般の方にわかりにくい用語の解説や家づくりのあれこれなどの知識も、
わかりやすくまとめていきます。

2025.01.25

蛍光ランプの製造、2027年までに廃止へ

家づくりあれこれのおはなし

岐阜の建築設計事務所ツジデザインの辻です。

蛍光灯の製造・輸出入が2027年末までに段階的に廃止されるまで、3年を切りました。

蛍光灯は2027年末までに廃止

2023年11月の「水銀に関する水俣条約 第5回締約国会議」において、一般照明用蛍光灯の製造・輸出入が2027年末までに段階的に廃止されることが決定しました。

それまでに製造されたものの在庫を販売することや、現在使用中の蛍光灯は引き続き使用できますが、今後は入手が困難になることが予想されます。

ここ15年ほどの住宅、建築物ではLEDが主流となっていますが、それ以前の蛍光灯器具であれば、今後LED機器への入れ替えなどを考えていく必要があります。

既存蛍光灯器具を利用しつづけることはできる?

できます。
直管型蛍光灯のLED代替え、コンパクト型蛍光ランプのLED代替え品が存在するため、まずは器具を交換せずにランプのみをLEDとすることで対応できます。
ただし、照明器具のメーカー寿命はおおむね10年。基本的にはLED器具への交換をお勧めします。

LED器具への交換とは?

天井面に取り付いているシーリング照明や、ペンダント照明であれば簡単にLED器具へ交換が可能です。
ホームセンターやネットで購入したLED照明にご自分で交換することもできます。

ダウンライトや壁付ブラケットなどは電気工事士の資格が必要です。不用意な作業は感電事故につながるため、かならず専門店へご相談ください。

LED器具への交換のときに気をつけること。

基本的に、LED器具は蛍光灯器具よりもコンパクトな場合が多いです。
そのため、以前ついていた器具を取り外して、新しいLED器具を取り付けた時に、旧い器具の跡が丸見えになってしまってみっともない…というようなことも。

メーカーによっては、リフォーム用に蛍光灯器具と同等の大きさでつくられたシーリングライトや、ダウンライトも直径を変えられるリニューアルプレートが用意されている場合もあるので、専門家に相談されるのがよいでしょう。


もちろん、クロスを張り替えるなど、一気にリニューアルするのもありです。

当社でも既存照明をLEDへのリニューアル提案は行なっておりますので、お気軽にご相談ください。

新築、リノベーション、テナントに限らずお気軽にご相談ください。
愛知、岐阜、三重を中心に、全国どちらでも対応可能です。
フラット35S、長期優良住宅、ZEHなども。

 

 

 

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