2021.04.22
都市の〈隙間〉からまちをつくろう
都市の〈隙間〉からまちをつくろう: ドイツ・ライプツィヒに学ぶ空き家と空き地のつかいかた
ドイツ ライプツィヒでの空き家と空き地をめぐり、日本人が「日本の家」として空き家活用での活動をまとめた本書。
当初はご飯会のようなものから、徐々に欧州情勢の変化とともに活動が変化していく。
同時にこの30年間での町の変化と、住民と行政による街の隙間をめぐる動きを総括。
当初はなし崩し的に始まった行政の空地の緑化計画と市民の不法占拠から、活動が活況になるにつれ歯車が噛み合いだし、周辺都市や時代の流れなどの偶然も重なり人口が増え始めるまでの流れなど。
人口減と衰退は政治で避けられるのか、住民のちからだけで盛り返すことができるのか。
自分たちの住む町にあてはめても、ヒントが見えてくるのでは。