2021.11.28
カテゴリー集中法
知らないカテゴリーの本を読むときは、同じジャンルのものを複数冊横断的に読むこと。
今年4月に亡くなった、立花隆氏に教わったノンフィクションの読み方。
のちにカテゴリー集中法という本読みには一般的なスタイルと知るのですが、僕の読書スタイルの源流。
複数冊を読み渡ることで、同じ事柄について書いていてもまるで違う解釈だったりすることがあるのを知れたことが最も大きな収穫でした。
SDGsも各国の思惑を超えて取りまとめた大きな成果であるという評価の一方、最も持続可能性から程遠い軍事についてはほとんど触れられないなど大国の顔色を伺ったと揶揄する向きもあります。
SNSでも斜に構えてまた新しいカタカナ語が増えただけという意見も見かけます。
本当のところ、どうなのか。
そればかりはネットの鵜呑みでなく、できる限り一時資料に近いものに目を通し、異なる意見に触れ自分で考えるしかないのですよね。
○か×か、誰の目にも明らかなことがたくさんあるほど、世界は単純ではない。