2019.07.29
天気の子
天気の子 君の名はからもう3年経ってることのほうに驚きます。
相変わらず画面の美しさにパラメータ全振り。
たった一人の少女と少年が世界の運命を握ってる設定は、2000年代初頭のセカイ系を彷彿とさせつつ、そこに暗さはありません。昔の監督なら絶対バッドエンドだったところを2019年代らしくリデザインしたものでしょうか。
文句なしのエンターテイメントに仕上げたとの監督の言葉とおり、新海誠らしいカタルシスを残したまま爽やかな観劇感を残した夏にふさわしい映画でした。
君の名はほどではないにしろ、きっと今回もヒットしそうです。
で。
2作品プロデューサーの求めに応じてウケる作風で作ったし、そろそろ次は新海節本来の毒気をたっぷりまぶして観客をどんよりさせてほしいですね。
8月はかかみがはら航空宇宙博物館で映画上映!そらはくシネマの詳細はこちらをどうぞ。
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