ツジデザイン一級建築士事務所

辻のおはなしTsuji’s Blog

辻のおはなしでは、ツジデザインのプロジェクトの進捗や僕達の価値観にまつわるさまざまなコト、
モノについてとりとめなく書いていく小文です。
また、一般の方にわかりにくい用語の解説や家づくりのあれこれなどの知識も、
わかりやすくまとめていきます。

2019.09.07

第5回 実施設計

家づくりあれこれのおはなし

実施設計図面

第5回 実施設計

目次

  1. はじめに
  2. 実施設計
  3. キッチンや設備

 

1.はじめに

前回、基本計画がまとまり私達と設計監理契約を結んでいただきました。

いよいよ本格的に図面を作図する作業にはいっていき、打ち合わせもより詳細な部分になっていきます。

 

2.実施設計

契約を交わしてから、実際の工事に使う図面の作成に入っていきます。これを「実施設計図」といいます。
これまでの間取りや外観のデザインがわかるだけの「基本設計図」からさらに踏み込んで詳細な図面を描いていくわけですね。
実施設計図には、下記のような種類があり概ね住宅図面でも30枚〜50枚以上になることもあります。
ここでも打ち合わせが続いていきます。

  • 平面詳細図
    これまで実物の1/100で描いていた間取り図から、1/50と倍のサイズで詳細に描かれた平面図です。
    1/100ではわからなかった、窓などの大きさや細かな寸法もわかるようになってきます。
  • 矩計図
    建物を縦にザクッと切断したような図面です。建物の高さがわかるようになっています。
  • 展開図
    部屋の中心に立って、東西南北4面を現した図です。インテリアのキモになる図面。
  • 建具リスト
    外壁に取り付くサッシや、室内のドアなどを「建具」と呼びます。建具リストはその建具がどのような仕様かを表す図面
  • 構造図
    基礎や柱、梁など建築物の「構造」のみを現した図面。
  • 電気設備図
    照明器具やコンセント、電話やテレビなど電気に関わる部分を現した図面。
  • 給排水空調換気図面
    給水や排水、エアコンや換気扇などをはじめとした設備に関わる部分を現した図面。

上記のような図面を作成していきます。
並行して、ご希望の予算に合うようにこの図面で建物を建てた場合にいくらかかるのか概算見積もりを進めていきます。

壁や床はどんな材料?玄関ドアはどんなデザインなの?といって、基本計画の時点では曖昧だった部分も、この「実施設計」の段階で打ち合わせして、決定していきます。

 

3.キッチンや設備

基本計画の図面ではわからなかった、設備機器についてもこの段階で打ち合わせます。

  • 照明器具
  • キッチン
  • お風呂
  • 洗面化粧台

などなど、カタログやショールームでの打ち合わせを重ねていきます。

オーダーキッチン打ち合わせ

 

以上のように、実施設計が終わると次に見積もりです。
希望を詰め込んだ住宅が、実際に建てるといくらになるのかを詳細に見積もってもらいます。
同時に、図面で描いた建物がちゃんと法律に適合しているか、第三者の機関に確認してもらいます。建築確認申請と呼ばれます。

次回 見積もりと確認申請、工務店契約へ。

第一回 仕事の概要〜設計と監理〜

第二回 お問い合わせとヒアリング

第三回 基本設計

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