2021.03.21
禍いの科学
禍いの科学。
人を苦痛から救い出す神の薬アヘン、バターに変わり心臓病を減らせるマーガリン、人類最大の発明のひとつフリッツ・ハーバー法、欠陥のある人間を間引いていけばいつか優れた人類のみが生き残る優生学、環境問題に陽の目をあてた反農薬。
2021年に生きる我々は、上記の発明がすべて輝かしいものではなかったことを知っている。発明当時は輝かしく、人類を照らす太陽だった。
この教訓から、現代の我々が得ることはなんだろう。
科学は万能ではないが、それでも一歩ずつ「より」科学的に。