辻のおはなしTsuji’s Blog

辻のおはなしでは、ツジデザインのプロジェクトの進捗や僕達の価値観にまつわるさまざまなコト、
モノについてとりとめなく書いていく小文です。
また、一般の方にわかりにくい用語の解説や家づくりのあれこれなどの知識も、
わかりやすくまとめていきます。

2025.12.04

「屋根の“見えないところ”に寿命が宿る」ルーフィングの話

家づくりあれこれのおはなし,辻のおはなし

屋根のルーフィング、どれも同じだと思っていませんか?

住宅の屋根は、金属や瓦などの“仕上げ材”に目が行きがちですが、
実際に雨から家を守っているのは、その下に敷かれているルーフィングです。
見えない部分ですが、この選択ひとつで屋根の寿命が大きく変わります。

屋根の防水シートは大きく3種類あります。

① アスファルトルーフィング(耐久10年)
もっとも一般的に使われていますが、長期の耐久性は高くありません。
10年を過ぎると劣化が進み、交換の難しい“屋根裏側”だけに、慎重に選ぶべき材料です。

② 改質アスファルトルーフィング(耐久20年)
当社の標準仕様はこちら。
ゴムや高分子材料を加えることで耐久性が大幅に向上しています。
コストと性能のバランスが良く、最もおすすめできるタイプです。

③ 透湿ルーフィング(高耐久・通気層が必要)
さらに高耐久で、湿気を逃がしやすいのが特徴。
ただし通気層を構成する必要があり、施工手間とコストは上がります。
長期優良住宅や高性能住宅を目指す場合に向いた材料です。

仕上げ材はいつでも見えるけれど、
家を長持ちさせるのは、見えない場所の正しい選択。
そんな“縁の下力持ち”の話でした。

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