2024.12.15
子育てグリーン住宅支援事業 解説第一回
岐阜の建築設計事務所ツジデザインの辻です。
子育てグリーン住宅支援事業
省エネ性能の高い新築住宅、改装に対して最大160万円の補助金がでる 子育てグリーン住宅支援事業が発表されました。
子育てグリーン住宅支援事業は、2050年カーボンニュートラル実現へ、子育て世帯等に「ZEH超省エネ住宅」導入支援や、2030年までのZEH基準義務化を推進し既存住宅の省エネ改修支援も実施する内容となっています。
今回は、「新築住宅」にフィーチャーして、解説します。
対象
大きく分けて、「全ての世帯」に対象となるものと、「子育て世帯等」(18歳未満の子がいる、または夫婦のどちらかが39歳以下)が対象となるものの2パターンにわかれます。
子育て世帯とは 申請時点において、2005年4月2日以降※に出生した子を有する世帯です
全ての世帯が対象の住宅
「GX志向型住宅」補助額160万円/戸
今回新設された、GX志向型住宅は、ZEH基準を大きく上回る環境性能を持った住宅で、環境省がその性能を策定するようです。
断熱等性能等級6以上
一次エネルギー消費削減35%
再生エネルギーを含めての削減率100%
と、かなりの性能を要求されます。創エネ(太陽光パネル等)は必須となるのもポイント。
子育て世帯等が対象の住宅
「長期優良住宅」 補助額80万円/戸 (建物の解体が伴う場合は100万円/戸)
「ZEH水準住宅」補助額40万円/戸 (建物の解体が伴う場合は60万円/戸)
こちらは2024年度から減額されていますが、建物の除却(建て替えに伴う解体)がある場合は+20万円となっています。
実質20万円で除却できるわけではないので、減額と思ってよいでしょう。
ツジデザインでも子育てグリーン住宅支援事業は取得できますか?
GX型志向住宅、長期優良住宅、ZEHともに対応可能です。
ぜひお問合せくださいね。
次回は子育てグリーン住宅支援事業のリフォームについての解説です。
岐阜の建築設計事務所、株式会社ツジデザインは住宅を中心に、建築の設計監理を行っています。
新築、リノベーション、テナントに限らずお気軽にご相談ください。
愛知、岐阜、三重を中心に、全国どちらでも対応可能です。
フラット35S、長期優良住宅、ZEHなども。