2017.11.22
断熱材の施工
外壁の断熱材施工がすすんでいます。
住宅の断熱性能については、法的基準はありませんが昨今のエネルギー事情を鑑みるとある程度の性能は担保しておきたいところです。
ひとつの指標となるのが、平成12年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(通称:品確法)」のうちのひとつ省エネルギー対策等級です。いわゆる断熱等性能等級と呼ばれるもので、等級2〜4までの性能を示しており、4が最高性能となります。
もうひとつの指標が、研究者や断熱材メーカーなどの民間が立ち上げた「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」通称Heat20。こちらから断熱性能の推奨水準としてG1,G2の各グレードの性能が具体的に示されています。
おおざっぱですが性能としては、G2>G1>>等級4となります。
今回の住宅あつまる。にわ。かたち。では、Hea20 G1相当の性能となるよう外皮計算のうえで熱設計をしています。
単純にどんな断熱材をつかったかよりも、開口部の性能や日射遮蔽性能、断熱材の熱抵抗率など様々な要素が影響してきますので、ぜひ外皮計算をおすすめします。