2019.09.02
第2回 お問い合わせからヒアリングまで

第2回 お問い合わせからヒアリングまで
目次
- はじめに
- お仕事をお請け出来る地域
- お問い合わせの方法
- ヒアリング
- 現地調査
1.はじめに
前回は僕たちの仕事の流れをおおまかに解説しました。
主に「設計」と「監理」にわかれていることを理解していただけたでしょうか。
今回はそもそも僕たちに設計を依頼する方法と、実際にお会いしてお話を聞くまでを解説。
2.お仕事をお請けできる地域
岐阜の設計事務所ですので、それ以外の地域はどこまで仕事を引き受けてくれるのですか?と聞かれることもあります。
愛知県、岐阜県、三重県の東海三県の他、静岡、滋賀県、富山県、長野県、京都や東京などなど基本的には全国どの地域でもお請けいたします。
事務所から車で片道2時間以上の場所の場合は、別途交通費を相談させてください。
3.お問い合わせの方法
きっとここが一番ハードルの高い部分かもしれませんね。事務所サイトのお問い合わせ をクリックしてメールを送る、スマホでも同じく右上の三本線をタッチすると下のほうにお問い合わせ がでてきます。もちろんお電話でもかまいません。現場にでていて留守電になっていることもありますので、メールが確実です。
年に何度か開催するオープンハウスや、イベントでの出店時にお声掛けいただいてもよいかもしれませんね。
■電話で問い合わせる
平日のAM9:00〜PM5:00までは、お電話での受付が可能です。
まれに打ち合わせなどに出ていて留守番電話になっていることもございますが、ご連絡先をお伝えいただければこちらから折り返させていただきます。
■パソコンやスマホからメールで問い合わせる。
事務所サイトのお問い合わせ をクリックして、お名前や連絡先などの必要事項を記入のうえ送信してください。
その際、まれに携帯電話キャリアのメールアドレス(docomo,au,softbankなどのアドレス)の場合にこちらから返信しても届いていないことが時々あるようです。どんなに遅くても、3営業日中には返信しておりますので、もし届いていない場合は再度お問い合わせください。
上記どちらのコンタクト方法でも、まず直接お話を伺うための日程を打ち合わせさせていただきます。
事務所で打ち合わせ、お伺いして、建設予定地で、喫茶店で、どのようでもご都合に合わせます。
4.ヒアリング
日程を調整させていただいたうえ、実際にお会いして住宅に対する思いやどんな住み方をしたいのかなど、さまざまなお話をお聞かせください。
物理的なスペックよりも、どんな生活がしたいのかをお聞きしたいと考えています。
同時に、僕たちがどう住宅建築に向き合っているのか、仕事がどう進んでいくのかをお話します。
■どんな生活がしたいですか?
- ささいなことで結構です、どんなことでもお話ください。
- 犬が飼ってみたい、今は無理だけどいつかこんなことをしてみたい、あんなこと出来るわけないけど、、どんなことでも。
■建築予定地の話
- 場所や広さなど、わかる資料があるとベストです。新たに購入された土地であれば、重要事項証明をお持ちください。
- その土地の名義人など。ご両親などの名義の土地に建てる場合、制約がある場合がございます。事前にお知らせください。
- その土地の法的規制など。
■予算の話
- 一番気になる部分ですよね。
- 土地の造成などがあるのか、設計費は込なのか、建築本体以外の外構は?カーテンは?などなど条件で大きく変わります。
- 設計費用は建築物の工事費の11%に設定させていただいています。これはまた別記事で詳しく解説したいと思います。
5.現地調査
実際の建築予定地を視察したり、各関連省庁に出向いて調査を行います。
- 現地を見て、どんな景色なのか、周囲で注意すべき点はないかを確認します
- 前面道路の幅などを確認します
- 上水道や下水の確認をします。
- 各種法規について市役所などを廻り、確認します。
このように、住み手の方のお話を聞いたり、実際の建築地を視察して、はじめて間取りや外観などの「設計」を始めます。
次回は基本設計について解説します