2016.06.28
小野象平八寸皿
新しいうつわをお迎えしました。
小野象平さんと言う高知の若手作家さんのモノです。
深い青色に一目惚れでしたが、この色は、 高知谷相の土に自然灰の釉薬をかけるとこのような青に発色するそ う。また、青が出ずグレー色になる事もあり、その混ざり具合で雰囲気が全然異なって見えてきます。
土と火と灰、 自然の化学変化が作る色はとても魅力的で、 同じ物がひとつとなく、選ぶ楽しみでもあります。
人の手跡が残る物、自然の力を感じる物。建築に限らず、 心惹かれるのはいつでもそんな物ですね。
書き手 辻香織