2025.12.17
人類は宇宙のどこまで旅できるのか / レス・ジョンソン著

『人類は宇宙のどこまで旅できるのか』
人類は宇宙のどこまで旅できるのか / レス・ジョンソン著
1977年に打ち上げられたボイジャー1号は、現在地球から約250億kmを秒速17kmで飛んでいる。現状、人類が作り上げた人工物で最も遠くに達したものではあるが、ようやく星間空間に到達したばかりといったところ。
本書は遠い将来、人類が目指すであろう近隣恒星系への旅を、科学者の目線でどれほど困難なものか、そしてそれでも到達不可能ではないことを解説する。
そもそも何故人類が他惑星を目指すべきなのか、そこに至る何世紀にもわたることになる旅路のなかで起きうるであろう問題、そもそも光速の10%までの加速でさえ現在人類が知る物理では到達がかなり難しそうであること、そしてたどりついたところで人類がそのまま生活可能な環境である可能性は限りなくゼロであること。
到底実現不可能に見えるこれら山積みの問題も、著者はそれでもいつかは必ず辿り着くと断言する。
著者の予測では、いまから8000〜10000年後、人類は他の恒星系にとびだすであろうとのこと。
少し先だけど、なぁに、宇宙の歴史から考えれば1万年なんてあっという間。それまでは、宇宙への妄想にふけってゆっくり過ごすとしよう。















