2025.06.13
玄関収納 について

意外と物が多い玄関!すっきり玄関収納で快適な我が家を実現しよう
玄関は「家の顔」とも言われますが、靴や傘、コート、鍵、さらにはお子さんの遊び道具やペット用品など、意外とたくさんの物が集まる場所です。これらが散らかっていると、見た目がごちゃつくだけでなく、お出かけ前の準備もスムーズに進みませんよね。今回は、そんな玄関まわりの収納について、タイプ別のメリット・デメリットをご紹介します。ご自身のライフスタイルや収納したい物の量、そしてコストを考慮して、最適な 玄関収納 を見つけましょう!
玄関収納 のタイプと特徴
玄関収納には、大きく分けて以下の4つのタイプがあります。
1. キャビネット家具(下足入れ)
一般的に「下駄箱」として馴染み深いのが、このキャビネットタイプの収納です。
- メリット:
- 既製品も多く、デザインやサイズが豊富です。
- 設置が比較的簡単で、リフォームする場合にも有効。
- 家具工事で作れば全体の統一感も。
- デメリット:
- 収納量が限定されるため、家族が多い場合や収納したい物が多い場合は手狭に感じることも。
- 天井までのスペースを有効活用しにくいことがあります。
2. 壁面収納
壁一面を有効活用する収納で、天井近くまで収納スペースを確保できるのが特徴です。
- メリット:
- 見た目以上に大容量の収納が可能です。
- 空間をすっきりと見せ、統一感のあるインテリアを実現できます。
- 靴だけでなく、コートやアウトドア用品なども収納しやすい設計にできます。
- デメリット:
- 造作家具にすると、コストが高くなる傾向があります。
- 一度設置するとレイアウト変更が難しいです。
- 空気が篭りがちなので、中に換気扇設置などの対策も必要。
3. ウォークイン収納(シューズクローク)
玄関から直接出入りできる、部屋のような大容量収納スペースです。
- メリット:
- 靴はもちろん、ベビーカー、ゴルフバッグ、災害用品、外遊びのおもちゃなど、大きな物もまとめて収納できます。
- 玄関を常にきれいに保てます。
- 手洗いを設置しても、目立たない。
- デメリット:
- ある程度のスペースが必要なため、延べ床面積が大きくなり、建築コストが上がります。
4. ウォークスルー収納
ウォークイン収納に加えて、玄関から洗面所や廊下など、他の部屋へ直接つながる動線を確保した収納です。
- メリット:
- 帰宅後すぐにコートを脱いで手洗いができるなど、非常にスムーズな生活動線が叶います。
- 花粉やウイルスを家の中に持ち込みにくいといった衛生面でのメリットもあります。
- 近年では、小さな手洗い場を併設するケースも増えており、より利便性が高まっています。
- デメリット:
- ウォークイン収納以上に広いスペースと、それに伴うコストが必要です。
- 間取りの制約が大きくなる可能性があります。
あなたにぴったりの玄関収納を見つけるには?
どの玄関収納が良いかは、ご家庭の状況によって異なります。
- 収納したい物の量: 家族構成や趣味、ライフスタイルによって、必要な収納量は大きく変わります。現在持っている物や、将来的に増える可能性のある物を具体的にリストアップしてみましょう。
- 予算: 各収納タイプでかかるコストは大きく異なります。専門家に相談し、予算内で最適なプランを検討することが大切です。
- ライフスタイル: 玄関で何をしたいか(例:ベビーカーを置きたい、ペットの散歩グッズをまとめたい、来客が多いので常にすっきり見せたいなど)を明確にすることで、必要な機能が見えてきます。
玄関は毎日使う場所だからこそ、収納を工夫することで、暮らしがもっと快適になります。ぜひ、ご自身のライフスタイルに合った収納を選んで、すっきりとした心地よい玄関を実現してくださいね。